がんニモマケズ・キッチン

がん患者と共に生きる家族の奮闘記

自然の甘みを探してみよう!

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高熱を出してダウンしたプラムおばあちゃん!

 こんにちは、がんニモマケズ・キッチンへようこそ!

 

コロナ禍、世界は不安と悲しみにつつまれていますが、ガン友の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

ところで、春も忘れて床の中でぐずってばかりいたプラムおばあちゃんは、どうなったのでしょう?実は、あれからずっと微熱や寝汗に悩まされていたのです。そんなある日のこと、突然42度の高熱が襲ってきて、ついにダウン。入院を余儀なくされてしまいました!さぁ、大変、これからいったいどうなるのかニャ~?2匹(家族)はおばあちゃんのことが心配でなりません。

 

さて、これまで水や塩分について考えてきましたが、今回は甘みについて調べてみましょう。皆さんはどんなお砂糖を使っていますか?

 

砂糖の種類は、その製造方法によって精製糖と含蜜糖に分類されるようです。

 

1.精製糖は糖液と分離させた結晶の中から甘味成分だけを精製したもので、

上白糖・グラニュー糖・ザラメなどの白いお砂糖のこと、ミネラルなどの栄養素が取り除かれているというのです。何と茶色の三温糖も精製糖だったのですね!

 

★白砂糖(精製糖)はがんの栄養になるという報告もあり、血糖値が上昇するスピードが速い(GI値が高い)ので避けてほしい食品がん予防・抑制には禁物です!

よって、精製糖を使った菓子類、アイスクリーム、ゼリーなどもNG!

 

.一方、含蜜糖は原材料の搾り汁やミネラルを含んだ糖液を煮詰めて作ったお砂糖で、黒砂糖・きび砂糖・てんさい糖・和三盆などがあり、ミネラルやビタミンなどの栄養素がしっかり残っているだけでなく、精製糖に比べて、血糖値の上昇スピードが緩やかになる(GI値が低い)利点があるそうですよ。

 

❤我が家では、てんさい糖を使っていますが、てんさい糖は甜菜という野菜を原料にしていて、血糖値の上がり方が緩やかで、天然のオリゴ糖も含まれているので腸内環境を整える働きも期待できそう!ヨーロッパではてんさい糖が主流だと聞いています。

 

他にも、栄養価が高くコクのある黒砂糖やミネラル豊富なきび砂糖など、お料理に合わせて選ぶようにしましょう。

  

http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hsb/0eb4bbc5.1222aa2a.0eb4bbaa.95151395/

 

★済陽高穂先生は、ガン友の皆さんには良質なハチミツを一日大さじ2杯とるように勧めています。ハチミツはビタミンやミネラル、オリゴ糖が豊富で、その中に含まれる花粉は免疫力を活発にする力があるといいます。また、強力な抗菌作用、抗炎症作用も認められていて、それらは抗がんに役立つ作用だとか!さらにヨーグルトに混ぜれば、相乗効果で免疫力アップが期待されるそうですよ!

 

草花系より農薬の影響が少ない樹木系アカシア・クリ・トチの木など)の国産ハチミツや高品質のマヌカハニーニュージーランド産)がお勧めです!

 

シロップ状になっているメープルシロップアガベシロップ(GI値が低い)も天然素材の健康食品ですが、それぞれに特徴があるので、ご自分に合った甘みを探してみましょう。

 

★ただ、どんなにいいものでも、摂り過ぎには要注意!血糖値が上がっては元も子もありませんね。また、合成甘味料(自然に存在しない成分を科学的に合成して作った甘味料)にも気をつけましょう。砂糖不使用(砂糖以外の甘味料が入っている可能性あり)などの表示にも注意が必要。成分表示をしっかりチェックしましょう!

 

❤近年、我が家で毎日欠かさず頂く大好きなドリンクがあります。それは甘酒です!ご存知のように「飲む点滴」と呼ばれる甘酒ですが、美味しいばかりか、栄養満点。おばあちゃんの手作り玄米甘酒です!

普通に水で薄めて、レモンやショウガをすって入れても美味しいのですが、豆乳で割って、ショウガとシナモンで頂くのが3匹(家族)のお気に入りです。

時には、ホットバナナ豆乳ドリンク(ショウガ、シナモン入り)も美味!

 

こちらの米麹甘酒(無添加)や米麹玄米あまざけ(無添加)などの商品もお勧めです!お試しください。

 

この優しい甘みを是非お料理にも活用しましょう!

例えば、酢の物、酢味噌、煮物など、お砂糖やみりんの代りに甘酒を使ってみてはいかがでしょう。試してみてくださいね。

 

また、干し柿、干しイモ(無農薬)もお勧めの天然の甘みですよ。遠い昔、お菓子がない時代のおやつが干し柿だったとか。細かく切って酢の物に入れるなど、少し甘みが足りない時にチョイタシできます。また、干し柿はワインに漬けておくと、香りもよく長く保存できますよ。優しい甘さがたまりませんね!

 

この他にも、お野菜(カボチャ・さつまいも・玉ねぎなど)や果物(バナナ・リンゴ・ブドウなど)の甘みを利用したソースやペーストを作って、お砂糖を使わない工夫もしてみましょう。

 

天然の甘みは身体に優しいだけでなく、心まで優しくしてくれます。とげとげしい刺激的な味の食品は身体に悪いだけでなく、心までむしばんでしまいそう~。私たちはみんな優しさを求めているのですね。

 

一人で悩んでいるガン友の皆さん、みんなつながっている命、一人ではありませんよ。

共に頑張りましょうね!

 

それでは、次回まで、お元気で!