がんニモマケズ・キッチン

がん患者と共に生きる家族の奮闘記

天然水を探しに行こう!




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天然水を探しにキッチンの外へ出る3匹


がんニモマケズ・キッチンへようこそ!

 

こんにちは、お元気ですか?

 

さて、肺がんを宣告されたプラムおばあちゃんは、その後どうしたのでしょう?(前回記事はこちらから)

 

cancer-curing-kitchen.hatenadiary.com

 実は、高齢を理由に手術を避けたいおばあちゃんは、いろんな病院をさ迷っているうちに、病状はしだいに悪化し15分おきの激しい咳に悩まされていきました。そんな時、宣告から1年後のある日、幸いにも統合医療のお医者さまに巡り合い、低容量の抗がん剤治療と併用した免疫療法(温熱療法や水素ガスなど)を受けることになったのです!

 

これからいったいどうなるのか、医学の知識のない3匹(家族)にはまったく分かりません。ただ、免疫力をアップさせることは、家族みんなの健康維持には欠かせないことだと信じて、自分たちで出来ることは何でもやろうと、今までの食生活を見直すことにしました!

 

まず私たちの生活に不可欠な水、命の水について考えてみました。

食事療法を提唱されている済陽高穂先生の著書に、がんの患者さんには、なるべく水道水は避けて天然水を飲んでほしいと書いてあります。水道水には消毒のために塩素が含まれていて、それを飲むと体内に活性酸素(体中の細胞を酸化させる物質)が増えるばかりか、水道水の雑菌を除去するために入れた次亜塩素酸が家庭の蛇口にも一定量残っていて、貯水槽に存在する不純物と反応すると発がん性物質が生じるというのです!さらに、外出時によく買っていたペットボトルのお茶も酸化防止のために添加物が入っているので飲まない方がいいと。え~、じゃ何を飲めばいいの?困ったニャ~!

 

では、天然水とは何か?ミネラルウォーターのことかな~と曖昧に考えていた3匹。ところが、ミネラルウォーターはミネラルウォーターの一種で、しかもミネラルウォーターには水の成分と人工的な処理の程度で4つ(ミネラルウォーター・ナチュラルウォター・ナチュラルミネラルウオーター・ボトルドウォーター)に分類されるというのです!そのうち、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしていない地下水ナチュラルウォターとナチュラルミネラルウォーターの二つで、ナチュラルウォターよりミネラル成分の溶解が多いのがナチュラルミネラルウォーターだそうです。

そもミネラルとは、私たちの身体に必要な5大栄養素の一つで、主にナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどの健康維持に必須な成分。そのミネラル成分を調整し化学処理などをした水をミネラルウォーターというようです。

また、ミネラルウォーター原水には井戸水、湧水、温泉水など7種類もあり、さらに硬水や軟水などもあって多種多様だったのですね。水がこんなにも奥深いものであったことをニャンにも知らずに生活していたことに驚き、猛省しているところです。

 

そういうことで、済陽先生はがん治療中の人には、特に水道水は避けて加熱殺菌していない、120m以下にある地下水源から採取したナチュラルミネラルウォーターが理想だと書いておられます!(『がんに勝つジュース&スープ』済陽高穂著・新星出版社)

 

さぁ、大変、そんな理想の水はどこにあるのでしょう。3匹は天然水を探しにキッチンの外へ出てみました。因みに、天然水を採取できる場所は日本各地にあるそうですよ。皆さんのお近くにもきっとあるはず、探してみて下さいね。

 

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天然の炭酸水が湧き出る水源地に行ってきました!

3匹はまず、がん友の勧めで、日本でも珍しい天然の炭酸水が出る水源地(福島・大分など)に出かけてみました!そこには多くの人々がペットボトルやタンクを携えて遠くから炭酸水を汲みに来ていました。地下水が炭酸ガスを含んだ地下深くのマグマとぶつかり合ったり、岩石に閉じ込められた炭酸ガスの層を通り抜けたりすると、天然の炭酸水が出来るというのです!ひとくち、口にすると、シュワシュワッと炭酸水が身体全身に染みわたっていく、それは感動でした!また近くには炭酸を含む温泉もあるので、おばあちゃんの体調をみながら、もう一度訪れたいお気に入りのスポットになりました!

 

でも、そんな所に頻繁に行くことは至難のわざですよね。実は、お店にも自販機にもいろんな種類の天然水が売られていたのです!ただミネラルウォーターでもナチュラルウォターでもなく、是非ナチュラルミネラルウォーターを探してくださいね。

 

もちろん、それも大変な方は、浄水器(簡易浄水器ではないもの)を取り付けて不純物を取り除いてもOKだそうです。そこで3匹は、浄水器はすでに取り付けてあるので、外出時にはマイボトルを持参し、どうしても購入すべき時は、天然水のあるお店や自販機を探すことにしました。

理想には程遠いかもしれませんが、千里の道も一歩から。まず一歩を踏み出しましょうね。

それでは、またお会いしましょう!