がんニモマケズ・キッチン

がん患者と共に生きる家族の奮闘記

毎日、ニンニクを食べよう!

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コロナの第2波に備えてマスクをつけるおばあちゃん!

こんにちは、がんニモマケズ・キッチンへようこそ!

長~い梅雨もようやく明けて、暑~い夏がやってきました!今回の豪雨水害に加えて、各地でコロナのクラスターが相次いでいますが、皆さんの地域は大丈夫ですか?心配はたえませんね。

 

🐈ところで、ず~と体調を崩していたプラムおばあちゃんは、ようやく元気を取り戻してきましたよ!それでも、コロナの感染拡大が止まらないこの頃、おばあちゃんは肺が弱いので、と~ても心配です。マスクもまたお店から消え始めました。何とか、みんなでこの危機を乗り越えましょうね!

 

さて、今回はニンニクを取り上げてみました。皆さんは日々の食事にどれくらいニンニクを摂っていますか?

 

ご存知のように、ニンニクはがん予防効果の高い食品ピラミッド(デザイナーフーズ)の中でもトップで、抗酸化力の強い野菜の一つです!免疫機能を強化し、がん細胞を死滅させるパワーがあるといいます。

 

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デザイナーズフーズピラミッド

デザイナーフーズ計画 (designer foods project) は、1990年代、アメリカ国立癌研究所 (NCI) によって2000万ドルの予算でがんを予防するために、フィトケミカルを特定して加工食品に加える目的で開始された計画である。この計画では、がん予防に有効性のあると考えられる野菜類が40種類ほど公開された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用

 

 また、ニンニクにはがん予防・免疫力アップ以外にも、体力増強・疲労回復・血液サラサラ・冷え改善・細胞の老化を防御・美肌効果等々いっぱいです!

 

◇ ニンニクの強いにおい成分はアリシンという栄養素で、パワーの源ともいうべき成分、強い殺菌効果があります。ただ、このアリシンは細胞に傷を入れない限り分泌されず、細胞が無傷のままだとアリシンはアリインというアミノ酸の状態で保たれていて、無臭。スタミナがつくといわれるのは、主にアリインのお陰で、殺菌作用、抗ウィルス作用などは主としてアリシンのもつ機能だといいます。また、アリシンにはビタミンB1の働きを高める特徴があり、体のコゲつき(糖化AGE)を防ぐ効果があるそうです!さらに加熱すると、免疫力アップ、がん予防など強力なパワーをもつアホエンという成分に変わるといいます!ただ、アホエンは100度以上の熱で壊れてしまうとか!ニンニクを強火で炒めない理由はそこにあったのでしょうか?

<食べ方>

匂いが気になる方は、切らずにそのまま調理して摂る

抗がん作用をより期待する方は、刻んだり、すりおろして、過熱する際は弱火で摂る

 

ですが、摂り過ぎには要注意とのこと。

★ 一日の適量(大人)は 

      生で1片

      熱を加えたもの 2~3片を目安に摂りましょうね。

(子供は半分を目安にしましょう)

 

◇ 健康な人でも一日に数百ものがん細胞が発生しているといいますから、それらを退治してくれる免疫力や抗酸化力が上回れば、がん細胞の増殖を防御できるのですね。そのためにも、抗酸化成分のある食材を積極的に摂りましょう

デザイナーズフーズの中の野菜を「一日5皿分の野菜と200gの果物を食べよう(5a day運動)」が展開されて、アメリカではがんによる死亡者が減少したといいます。バランスよく摂るのがお勧めのようですね!

★ただ、農薬や化学肥料が使われた野菜には発がん性のある有害物質を含んでいる可能性があるので、有機栽培や減農薬の野菜を選びましょう

 

🐈3匹の場合、オリーブオイルに漬けた生ニンニク(みじん切り又はすりおろした)を料理に使ってたのですが、ボツリヌス菌が繁殖しやすいので、NG!というのです。知らなかったニャ~!

●オーブントースターで焼いたニンニク(皮を付けたまま)をおばあちゃんは一日に2~3個食べています。(冷蔵庫に4~5日は保存可)確かに匂いもなく、食べやすいですよね。

●餃子を食べる際、お酢にすりおろしたニンニクをいれて食べると、と~ても美味しいですよ。これはお勧めです。中国の友人が教えてくれました!それでも、生ニンニクは刺激が強く胃腸を痛めやすいので摂り過ぎにはご注意ください。

 😿ニンニクも調べれば調べるほど奥が深~いので、一回では終わりませんね。

 

🍅さて、大雨の影響で、皆さんの菜園はどうなりましたか?我が家のミニ菜園では、トマトやキュウリがほぼ全滅。でも梅雨が明けて陽が差し始めると、新芽がどんどん出てきましたよ!植物のパワーはすごいですね!

みなぎるいのちの世界を肌で感じながら、生かされていることを実感させられます。

がん友の皆さん、気がめいる時は、私たちを取り巻く自然の姿に目を向けてみましょう。「そんなに頑張らなくてもいいよ」って言われているようです。大いなる命の世界に、私たちはしっかりと抱かれていたんですね!

それでは、また次回まで、くれぐれもお大事に!