野菜スープをつくろう！
こんにちは、がんニモマケズ・キッチンへようこそ！
梅雨入りした所も多くなりましたが、皆さんお変わりありませんか？
因みにラッキョウはお漬けになりましたか？プラムおばあちゃんは頑張って４キロも漬けちゃいましたよ！皆さんも安心安全な食材で自家製のラッキョウを漬けてみましょう！
🐈ところで、最近のプラムおばあちゃんは全身がかゆくて夜も眠れません。抗がん剤の副作用らしいのですが、かわいそうなくらい全身傷だらけ！それでもおばあちゃんは、かゆみニモマケズ頑張ってるニャン！クリームを塗って保湿してあげるしかないソラ（メス猫）でした。
今回は野菜スープを取り上げてみました。命のスープとも言われるこの野菜スープは、３匹にとっては必須のメニューとなっているんです！皆さんも是非作ってみて下さいね。
「ファイトケミカル」という言葉をご存知ですか？ファイトは植物、ケミカルは化合物、つまり植物に含まれる天然の「機能性成分」を指します。生物の中で植物だけが持っているというこの成分は、動けない植物の精一杯の防衛手段、それは皮や皮周辺に多く含まれていて、（苦味、渋味、えぐ味などの主成分）この成分が強力な抗酸化物質で、免疫力をアップさせ、がんを抑制させるというのです！
このファイトケミカルの力を最大限に活用するには、野菜や果物を皮ごと、アク抜きなどせずに頂くこと。この成分は植物の固い細胞壁に閉じ込められているため生のままでは摂取しにくく、スープとして加熱すれば、細胞壁がくずれ汁の中に溶け出し、効率的に摂ることができるというわけです。
それがいのちの野菜スープ！
以前、ご紹介した『最強の野菜スープ』（前田浩著・マキノ出版）に詳しいので、是非お読みくださいね。長年、副作用のない抗がん剤の研究をしてきた著者が「がん予防には野菜スープを食べるのが一番」と断言していますよ！サラダより野菜スープは抗酸化力が１０倍から１００倍も強いとも！
また、野菜スープは抗がん剤や放射線療法の副作用を軽減するだけでなく、再発防止にもなるそうです！！！
＜作り方＞
基本は４つの野菜（キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、カボチャ）を切って煮るだけ！これに季節に応じてセロリやトマト、小松菜、ブロッコリー、ゴボウなどの根菜類を加えてもＯＫ！
＜材料＞
玉ねぎ １００ｇ（約２分の１個）一口大に切る（外側の茶色い皮は捨てない）
キャベツ １００ｇ（約８分の１個）ザク切りにする(芯は捨てない。無農薬であれば、外葉も捨てない）
カボチャ １００ｇ（約１６分の１個）皮ごと一口大に切る（種とワタは捨てない）
ニンジン 1００ｇ（約２分の１個）皮ごと一口大に切る（根、ヘタも捨てない）
水 １ℓ
出し袋（皮、種、わたなどを入れる）
＜作り方＞
１．深めの鍋に上記のすべての具材と水を入れる。（野菜が浸るくらいの水の量）
２．先ず強火で、沸騰する直前に火を弱める。
３．フタをして具材が柔らかくなるまで、弱火で煮込む。（３０分ほど）
４．最後に出し袋を取り出して、フタをしたまま冷めるまで待って完成！
５．このまま、温め直して食べても、ハンドミキサーかミキサーで攪拌しポタージュとして食べてもＯＫ！
一日に１～２回、２５０㏄～３００㏄を目安に、味付けはせずそのままで頂きます！
食事の最初にスープを飲めば、血糖値の急上昇を抑えられるそうです！
🐈３匹の場合、上記の野菜を各２００ｇほど一口大に切り、野菜の切れ端も捨てずに出し袋に入れ、深めの鍋に入れます。そして水４００ｃｃほどを注ぎ、フタをして柔らかくなるまで、煮るだけです。ただ、水の量はレシピより少な目にしているので、濃厚なスープができて、ハンドブレンダーで攪拌後、容器に移し冷蔵庫で５～６日保存できます。
毎朝、食べる際にトマトジュースか豆乳で薄めて頂きます。
味付けはしませんが、コクがあって、野菜そのものの味や香りが毎朝楽しめるので、健康維持のための必須メニューになりましたよ！
皆さんも是非作ってみましょう！こんなに美味しくて、かつがんを予防できるなんて！がんだけでなく、肥満、糖尿病、高血圧、肝炎などの生活習慣病の予防や改善にも効果大！野菜のパワーに感謝ですね！
是非ぜひお勧めしたい一品です！
こちらの前田浩先生の新刊もご参考になさってくださいね。（幻冬舎出版）
コロナにも、かゆみにも、がんニモマケズ、プラムおばあちゃんはいのちの野菜スープを毎日頂いて頑張っていますよ。ガン友の皆さん、急に暑くなってきたので体調を崩されませんように、くれぐれもお大事に！
それではまた次回、元気にお会いしましょうね。
