玄米を食べよう!
こんにちは、がんニモマケズ・キッチンへようこそ!
新緑の美しい季節、外出規制が少しずつ解除されていますが、ガン友の皆さん、お変わりありませんか?夏野菜の植え付けなどは終わりましたか?
さて、せっかく元気を取り戻したプラムおばあちゃんでしたが、やはり無理は禁物です。疲れやすいせいか、ストレッチもウォーキングも三日坊主。それでも、一歩一歩前進していくほかありませんね。がんニモマケズ、頑張るニャン!
今回は、主食のご飯について調べてみましょう。皆さんは毎日、どんなご飯を召し上がっていますか?
済陽高穂先生は「主食は胚芽を丸ごと摂れる玄米が理想」だと書いていますよ。米や麦の胚芽には、ビタミンB群、E、抗酸化物質、腸内環境を整える植物繊維を豊富に含んでいるというのです!
そもそも、玄米とは何か?収穫したお米からもみ殻を取り除いたもの、さらに胚芽やぬかを取り去ったものが白米ですが、その落とした部分に豊富な栄養があるんです!!!
白米に比べて、マグネシウムは約5倍、ビタミンB群は約2~5倍、鉄もカリウムもマンガンも約2、5倍等々、玄米には栄養が一杯詰まっていたんですね!
骨と血管を強くするためにも、是非白米から玄米に替えましょう!
特に、マグネシウムは骨密度や血液中のミネラル濃度を保つ重要な役割を担っている身体のあらゆる機能をつかさどる司令塔だというのです!
ですから、若々しい体づくりのためにも、マグネシウム食材(玄米・大豆・わかめ・ほうれん草・アーモンドなど)を積極的に摂りましょう!(「老けない食べ方」山田豊文著)
🐈実は、3匹も玄米は消化しづらく胃が痛むし、なかなか玄米食に馴染めまず実行に移せないまま何年も過ぎていったのです。しかし、おばあちゃんががんを宣告されて以降は、何とか玄米を食べようと真剣に取り組み始めましたよ。
まず、無農薬の玄米を探しましょう!(低農薬でもかろうじてOK)
<炊き方>
炊く前に浸水させることが重要。頑丈な細胞壁があるため、浸水することで胚芽部分が発芽モードになり、種子特有のデメリットが解決され、さらに栄養価がよくなるそうです。浸水させる時間がないという方にお勧めなのが、水でなくて、お湯で炊く方法です!お試しくださいね。
<食べ方>
食べる際は常温に戻すと、玄米のでんぷんが「レジスタントスターチ」に変わり、腸内環境を改善すると共に、心身のあらゆる健康効果が期待できるといいます!
また、吸収力をアップさせるためにも、一口30回以上しっかり嚙んで食べましょう!
❤それでも、消化しにくいという方には、酵素玄米がお勧めです!
<酵素玄米>
3日間ほど保温熟成するので、酵素の働きが活性化され、栄養価も高まり、旨味も増すとか!何より、便秘改善、高血圧予防、ダイエットにも効果が期待できるんです!
<基本の炊き方>
玄米4合 小豆50g 天日塩3g 水1000cc
(小豆の代りにひえ、あわ、きび、ハト麦、赤米、黒米、もち麦などでもOK.)
よく洗った玄米と小豆に、塩と水を入れ泡だて器でかき混ぜ、6時間以上水に浸けておく。炊飯器(玄米コース)で炊く。15分くらい蒸らし、上下をかき混ぜ、保温ジャーに移す。3日間保温し続け、一日1回必ず混ぜる。
🐈3匹の場合、これは自己流ですが、まず前日から玄米と小豆を水に浸しておく。翌日、水切りをして炊飯器(土鍋、圧力釜がベター)で炊く。この時、水でなくお湯を注ぐ(前日から水に浸けておいた場合は水でもOK)。湯の量はメモリに合わせても、お好みで少し多めでもOK.炊き上がったら、瀬戸物の容器に移して、炊飯ジャーの中に入れ保温にセットして2泊3日、このままをキープする。毎日1回底からかき混ぜる。そして3日目、炊飯器から出して冷まし、タッパーに移し冷蔵庫で保管。食べる際は、食べる分量だけを温めるか常温に戻して頂く。(量によりますが、7日ほどで食べきる)
★ジャーの内ガマのフッ素加工(テフロン)の害が心配なので、瀬戸物の容器に移しています。
❤3日間待つなんてめんどくさいと思う方や、 どうしても玄米食は苦手という方には、七分づきなどの分づき米、雑穀米、発芽玄米、玄米シリアル、玄米もち、玄米蒸しパン、玄米スープなどもありますよ!
諦めずに、ご自分に合ったものを見つけてくださいね。
価格:475円 |
【お買上特典】玄米と雑穀の黒糖シリアル 250g【ベストアメニティ】 価格:518円 |
🐈実を言えば、プラムおばあちゃんはホッカホッカの卵かけご飯(白米)が食べたくてたまりません!でも抗がん剤治療中は感染症予防のために生卵(刺身なども)は厳禁なのです。かわいそうなおばあちゃん!ですが、心を鬼にして玄米ご飯を食べてもらいましょう!
栄養の宝庫といわれる玄米を何とか美味しく頂けるように、一緒に頑張りましょうね!
それでは、また次回まで、お元気で!