がんニモマケズ・キッチン

がん患者と共に生きる家族の奮闘記

毎日、発酵食品を摂ろう!

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ガン友の皆さんと一緒に励まし合い、元気をもらうおばあちゃん!


 こんにちは、がんニモマケズ・キッチンへようこそ!

梅雨明けが待たれるこの頃、蒸し暑い日々が続いていますが、夜はゆっくり眠れていますか?一人で落ち込んではいませんか?

🐈ところで、毎日、副作用に悩まされているプラムおばあちゃんですが、がん友の皆さんとの交流が生きる元気につながっているようです。がんの治療を続けている皆さんと悩みを分ち合いながら、互いに勇気をもらって頑張っていますよ!一人じゃありません。一緒に乗り越えていきましょうね!

 

 さて、今回は発酵食品(食材を微生物などの作用で発酵させて加工した食品)について調べてみました。

 発酵には、主に3種類の微生物(カビ・酵母菌・細菌)が関わっているそうです。カビや細菌と聞くと怖~い感じがしますが、これらの微生物が作る成分が人間に有益な場合を発酵、有害な場合を腐敗というようです!

<発酵の特徴>

1.食材本来の味に風味が加わる。

2.身体に有益な成分が増え、栄養価が高まる。

(例:ゆで大豆と納豆の栄養成分を比べると、納豆の方がビタミンB2は7倍、ビタミンKは85倍も多い!)

3.保存性が高い(微生物が腐敗の原因になる雑菌の繁殖を防ぐ)

 

◇ところで、免疫力の70%が腸で作られるってご存知ですか?免疫細胞の7割は腸内の粘膜に存在し、身体全体の免疫機能を支えているというのです!

その腸内には100兆個(約200種類)を超える腸内細菌がすんでいて活躍しているといいます。その姿が花畑のように美しいことから、腸内フローラと呼ばれています。

また腸内細菌はその働きから善玉菌・悪玉菌・日和見菌(ひよりみきん)に大別でき、

善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7理想のバランスといわれています。このバランスが保たれていれば、腸内環境は良好で十分な免疫力が得られるとのことです!

 しかし、暴飲暴食、ストレス、睡眠運動不足、不規則な食事などによって、このバランスを壊すと免疫力が低下し、がんや生活習慣病などを引き起こしてしまいます

ですから腸内環境を整える食事を摂ることが大事なんですね。

そこで発酵食品を摂ると、腸内の善玉菌が増えて腸内環境のバランスがもとに戻り、免疫力アップにつながって元気になるといいます。

<お勧めの発酵食品>

1.納豆

2.ヨーグルト

3.キムチ

4.ぬか漬け

5.味噌

6.甘酒

塩麹・鰹節・黒酢 等々、いっぱいありますね!

(発酵食品は奥が深~いので、いつか、これらの食品を一つ一つを調べていきたいと思っています。)

★菌が腸内で活動できるのは3~4日なので毎日続けて、微生物の多くが40度以上の加熱で死滅するためなるべく生の状態で、複数の発酵食品を組み合わせ(納豆にキムチや酢を混ぜたり)たり、腸内細菌の働きを助ける食品(食物繊維・オリゴ糖など)を一緒に摂ることが大切だそうです!

ということは、甘酒やみそ汁もぐつぐつ煮立ててはいけなかったのですね!

(とはいえ、加熱処理や胃酸で死滅した菌も善玉菌のエサになったり、悪玉菌の出す有害物質を外に出しやすくしたり、大事な役割をしているそうですよ!)

 ★特に抗生剤服用後は、発酵食品を積極的に摂りましょう

(抗生剤は感染症や炎症を治療しますが、善玉菌まで殺してしまうので悪玉菌が増殖して免疫力が低下するそうです)

  ★味噌や漬物類は塩分が多いので、また甘酒も血糖値を急激に上げるので、摂り過ぎには要注意

 ★市販の漬物は調味料で味付けしたものが多く、生きた乳酸菌はのぞめません。そこで手作りのぬか漬けに挑戦してみませんか?初心者には有難いぬか床も売ってありますよ。お試しください!

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🐈3匹の場合、毎朝のヨーグルト(最近は豆乳ヨーグルトも好評)。おやつに甘酒、夕食には納豆、ぬか漬け、キムチなどを少しずつ頂いています。キャベツでザワークラウトにも挑戦。玄米の甘酒も手作り、ぬか漬けの朝晩の手入れもプラムおばあちゃんのルーティンです。身も心も健康な発酵美人を目指しましょう!

 

☂ところで、各地で大雨の被害が出ています。皆さんのお住まいは大丈夫ですか?心配ですね。みんな繋がっている大切ないのち、一緒に頑張りましょうね!

では、また次回まで、お大事に!